水木しげるさんの訃報に
鬼太郎シリーズや「悪魔くん」「河童の三平」など、子どもの頃から親しんできた作品の作者、漫画家の水木しげるさんが亡くなったそうです。93歳。
普通の方ならりっぱなお歳で大往生ですが、この方の場合は少なくとも100歳とか200歳とかまで生きていそうな気がしていたので(妖怪じゃない)、なんだか早いな、という気持ち。
たぶん、まだひょうひょうとしてこちらとあちらを行ったりきたりしてるんじゃないかと(笑)
たくさんの怖くて楽しい漫画を描いてくださってありがとうございました。
さて鬼太郎といえばゲゲゲ。ゲゲゲといえば鬼太郎、鬼太郎といえば?あっきーですよね(をい)
2011年夏の座高円寺での公演を懐かしく思い出します。
脚本も美術も音楽もほんとうに美しい舞台でした。鬼太郎もかっこよかったし映像残してくださってありがとうございます♪
公演中にお友だちと分け合った鬼太郎グッズ。(舞台公演とはまったく関係ありません)
楽しかったな~。Hさん、たくさん差し入れありがとうね
千秋楽には目玉ピアスを着けていきました(笑)
この赤トンボのブローチにもちょっとした意味があって、トンボってあの世とこの世を行き来するっていうじゃありませんか。生者と死者、現世と魔物や妖怪が跋扈する世界を自由に行ったり来たりする物語にふさわしいシンボルかなって。
この夏は震災後初めて被災地を訪れたことでも記憶に残っています。福島の海辺の景色、忘れられません。今はあの場所はどうなっているんだろう?機会があればまた訪れてみたいです。水木しげるさんの訃報から話がずれてますが、水木さんが生涯描き続けてこられたテーマとして妖怪の世界とともに忘れてはならないのが戦争体験です。
水木さんが証言する南方戦線の現実→NHKアーカイブ「証言記録 兵士たちの戦争」(番組映像見られます)
過酷な戦場の生と死の狭間で水木さんは普通の人が見えない世界を見ていたのかもしれません。
そして水木さんの漫画の世界とキャラクターを借りて生まれた渡辺えりさんの戯曲もしっかり水木ワールドを継承していましたよね。
水木さんはきっと目には見えないけど確かにあるあちらの世界に行ってしまわれたのでしょう。今頃は鬼太郎やねずみ男や子泣き爺や一反木綿と楽しくやってるかも。その方が水木しげるさんにふさわしい世界だという気がしてしますよね。ご冥福を祈ったりお悔やみを言うのはなんだかそぐわないので、どうかあちらでいつまでもお元気で
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