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    作詞・作曲:中川晃教
    編曲・ピアノ演奏:江口貴勅
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つぶやいてます

アンデルセンを探しに

  • 01 雨の野外博物館1
    短大2年の夏休み、欧州旅行最終目的地デンマークで訪れたアンデルセンの故郷オーデンセとコペンハーゲンの写真です。 ん十年前の写真からスキャンして取り込んでますので、画質悪いです。

BLUE OCEAN 20061225

  • Wave15
    2006年12月25日、カレッタ汐留の「BLUE OCEAN」と名づけられたクリスマス・イルミネーション。東儀秀樹さんがプロデュース。

CAMDEN TOWN 20060506

  • 01. 地下鉄CAMDEN TOWN駅
    ロンドンミュージカル「OUR HOUSE」の舞台となっているカムデンタウンとカムデンのマーケットをいくつかのぞいてきました。

新潟 20060414

  • 01 上里SAにて
    2006年4月14日(金) ゲキ×シネ「SHIROH」新潟上映最終日、遠征写真日記。

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2014年4月 3日 (木)

ヴァンゼーを揺らす月は今日も輝いているか

「ピトレスク」これから三回目にして最後の観劇に向かいますがその前に。
前回3/30(日)マチネのときのタイムテーブル。

Timetable20140330

二幕の時間が5分短くなってました!
どこがどう整理されたのかまではわかりませんが、全体的にすっきりした感じがしたのは勘違いじゃなかったってこと。その後も毎回ダメ出し(笑)と細かい手直しが加えられているようなので、今日はまた違った印象や理解が深まることを期待してます。

すでに観劇した多くの友人たちも言ってることですが、ラストシーンの展開がどうもイマイチ腑に落ちてなくて。なんであの地下室を一回逃げるように出て行って、またすぐ戻ってきたのか。そこの流れがピンとこないのです。

あの部屋のイチジク(電灯)の象徴するものや第九の歓びの歌を使った最後の歌の力強いメッセージがわかりすぎるくらいわかるから、よけいにここで引っかかるのが惜しいというか。

今日はまた何か違う心象風景が見られるといいのですが。

風景と言えば、マルゴーの息子さんを探すための暗号として使われるキーワード「ヴァンゼーを揺らす月」に出てくるヴァンゼーという湖。子どもの頃マルゴーとタマラが遊んだという高級保養地ですが、どんなに美しい湖だろうと画像を探したら、、、
まったく別の事実に突きあたり呆然としてしまいました。
後でよく見たら、プログラムにも少し解説が書かれていましたが、ここで1942年1月20日、後にヴァンゼー会議と呼ばれる極秘会議(議題:「ユダヤ人問題の最終解決」)が開催され、その後のユダヤ人の運命が決められたのでした。
「疎開」という名の強制収容所への輸送。1942年だけで約200万人のユダヤ人がガス室で命を落としました。
1942年というのはそういう年だったのですね。
そしてマルゴー親子にとって美しい思い出であるはずの場所がそんな形で歴史に刻まれることになろうとは!

その後はナチス政権の実態が隠しきれずに明らかになるにつれて国際的な批判も高まり、徐々に弱体化して行くわけですが、その弾圧が最も激しかった一年であり、これからパリ解放、第二次大戦終結に向かう希望の年でもあった1942年がこの作品の舞台になっている意味が初めて胸に刺さりました。

調べてたら他にも知らなかったことがいっぱい出てきて。
前に無知は罪なんて書きましたが、ほんとうに何も知らなかったな~とずっしり重く頭にのしかかってきて、すぐに書けませんでした。

そしてこれは過去の、外国の話ではないということ。
口を閉ざしていたら、この国にも起こりうる話。
いや、すでに一度起きている!
それを繰り返してはいけない、口を開き、「その時」が来たら人間として正しく生きることができるかどうかが、正面から突き付けられてる舞台だと思います。

こういう社会的メッセージを持った舞台が日比谷のど真ん中で上演されるということの意義は大きいと思います。
何度も書くけど、直近の舞台作品でも「太鼓叩いて笛吹いて」「国民の映画」に続いてこのピトレスク、少し遡って自分が見た舞台だけでも「イーハトーボの劇列車」「あかい壁の家」「組曲虐殺」…メジャーなところでもこれだけ続くと言うのは、表現者としての演劇人の危機感の現われだと思うのですがいかがでしょうか?

ここから受け止めたメッセージを現実に戻った時、どう活かすか活かせるのか、観客も試されてるように感じます。

しかし今日はとにかくこの燃やすことも消すこともできない美しい舞台作品をしっかりと心に焼き付けてきたいと思います。

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